prompt-workflow-guidance / 2026-05-27
アーティスト名に頼らずAI音楽のスタイルプロンプトを書く
参考曲の印象を、ジャンル、ムード、楽器、ボーカル、質感、修正メモに分解してAI音楽生成へ渡す実践的な方法。
一番楽なプロンプトは、この有名曲みたいにして、という書き方です。ただしそのままだと、どの要素を参考にしたいのかが曖昧になり、違う部分だけが強く出たり、妙に寄りすぎたりします。AI音楽ジェネレーターを開く前に、名前ではなく聞こえる証拠を書きます。何が鳴っているか、エネルギーはどこにあるか、何を避けたいかを整理します。
EasyMusic.AIとは?
EasyMusic.AIは、プロンプト、歌詞、スタイル案、モデル選択をもとに音楽を作成し調整できるAI音楽生成プラットフォームです。この作業では下書きの机として考えると扱いやすくなります。最初に明確なスタイルブリーフを用意し、生成後は最初の一曲を信じ切るのではなく、耳で比較します。
参考曲を五つの枠に分ける
短いメモを五つの枠で書きます。ジャンルの枠、グルーブ、楽器、ボーカルの出し方、プロダクションの質感です。夜のシンセポップを参考にするなら、中速シンセポップ、安定した四つ打ち、柔らかいアナログベースとガラスのようなパッド、息を含んだ落ち着いた声、広いリバーブと清潔な現代的ミックス、のように書けます。名前より有用なのは、各層を別々に変えられるからです。
有名人の近道ではなく特徴を書く
参考が歌手の場合、その人をコピーしようとしないで、歌い方を説明します。近接マイクのささやき、明るい集団チャント、乾いた spoken verse、温かいバリトン、軽いファルセット、重ねたハーモニーなどです。参考がバンドなら、まばらなギターリフ、締まった生ドラム、丸いエレピ、掛け合いのコーラス、厚いストリングスなし、のように編曲を書きます。Music Style Generatorは特徴を長めのスタイル文へ広げる助けになりますが、耳で説明できる語だけを残します。
境界線とテストを一つずつ入れる
スタイルプロンプトは、避けたいものを一つ入れると判断しやすくなります。トラップ系ハイハットなし、フェス風ドロップなし、語りのイントロなし、忙しいリードギターなし、などです。そのうえで、一つの項目だけを変えた二つの版を作ります。Aは少し温かく遅め、Bは楽器を同じにしてドラムだけタイトにする。こうすると感覚だけでなく、どの変更が効いたのかを聞き分けられます。
使い回せるプロンプト枠
- 中心スタイル: アーティスト名ではなく、ジャンルと時代感またはシーン。
- 動き: テンポ、グルーブ、スイング、リズム密度。
- 色: 曲を支える二つか三つの楽器。
- 声: 歌い方、音域、ソロ感か集団感、歌詞の明瞭さ。
- 質感: ドライ、広い、磨かれた、荒い、親密、映画的、ミニマル。
- 境界線: 結果に入れたくないものを一つ。
最初のプロンプトは短くてかまいません。中速インディーエレクトロニック、95 BPM、安定したパルス、温かいアナログベース、柔らかいドラムマシン、ガラス質のパッド、親密な女性ボーカル、明瞭なサビのメロディ、磨かれているが派手すぎない、フェス風ドロップなし、ラップ verse なし。音声ファイルの横にプロンプトを保存し、良かった版がなぜ効いたのか一文で残します。
FAQ
参考曲を自分で聞くのはよいですか? はい、聞くための材料として使えます。ただしプロンプトに入れる前に特徴へ変換します。これは法的な許可の方法ですか? いいえ。音を明確に説明するための方法であり、公開や許諾の判断は別に確認が必要です。スタイル語はいくつ必要ですか? 十から二十個の焦点が合った語の方が、長い段落より扱いやすいことが多いです。惜しいが使えない結果は? リズムか声など一つだけ変え、残りを固定して次を作ります。